1 百人一首の「秋の歌」 11 秋の田の かりほの庵の苫をあらみ わが衣手は露にぬれつつ 12 奥山に 紅葉ふみわけ鳴く鹿の 声聞く時ぞ秋は悲しき 13 ちはやぶる 神代もきかず竜田川 からくれなゐに水くくるとは 14 今来むと 言ひしばかりに長月の 有明の月を待ち出でつるかな 15 吹くからに 秋の草木のしをるれば むべ山風を嵐といふらむ 16 月みれば ちぢにもの 秋の田の 仮庵(かりほ)の庵(いほ)の 苫(とま)をあらみ わが衣手(ころもで)は 露にぬれつつ 秋といえば「収穫の秋」。 山や野や畑から、とれとれの野菜や果物がたくさん収穫されてきます。 中でも収穫の秋を最も象徴するものは、金色にたなびく稲穂でしょう。 西洋の小麦やブドウのように、日本の豊穣のイメージは米でした。 一面に稲穂が 連載コーナー「百人一首で学ぶアプリ」、1首目はこちらです。 そして今日のアプリは、歴代の天皇陛下の名前が分かる「歴代天皇」です。 1 秋の田のかりほの庵の苫をあらみ わが衣手は露にぬれつつ(天智天皇) 読み方 あきのたの かりほのいほのとまをあらみ わかころもてはつゆにぬれつつ 現代語訳
百人一首朗読 現代語訳付き Bgm Youtube